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⑤スペイン夏キャンプ2024【7月第3週編】DAY 4

キャンプは早くも残り2日。今日も30度に迫る暑さ、特に日差しがなかなか強烈です。


午前のトレーニングでは、2010 - 1011年のインファンティル・グループのフィールドプレーヤーが6人しかおらず(別にGKが4人)、いつも2012年のアレビン・グループから数名、借り出されているのですが、今日はタイチがその一人に。と言う事で、午前の練習では、ハルとタイチが一緒のグループでトレーニングをしました。


そこでは、3つのパターンからのシュート練習、5対5プラス1フリーマンで6回パスを通してから攻撃出来るミニゲーム、続いて、GKを置いて、5対5のシュートミニゲーム、最後はPK合戦を行いました。今キャンプを通じて、2人が口々に言っている事は、「スペインはGKが上手い!」。


スペインでは、小学校低学年からみっちりとGK専用のトレーニングを行い、GKとしての基本動作を学びます。更には、土のグラウンドが無く、人工芝か天然芝のグラウンドでプレーする為、小さい頃から横っ飛びのセーブもガンガンやります。なので、日本人少年にとっては、スペインのGKはレベルが高く映るのでしょう。


更には、そのレベルの高いGKからゴールを奪う為には、ゴールの四隅にきっちりと鋭いシュートを放つ事が求められます。なので、「スペイン人、シュートがうめぇ!」と言う言葉にも繋がって行くのでしょう。


環境がもっともっと整えば、日本はまだまだ、伸び代があります。






午後は、フランスのチームと親善試合を行う事になりました。キャンプ組は小5チーム、小6チームを均等に2チーム、そしてフランスの小5・6ミックスチームを2チームの計5チームで12分一本の総当たり戦を戦いました。タイチ擁するチームは、フランスチームに2勝したものの、もう一方のキャンプ小6チームに0-1で敗れた他、小5チームにも0-2に苦杯を舐める結果となりました。特に、小5チームとの対戦では、タイチは中国人のレオにまた抜きからカットインシュートを決められる屈辱の失点で先制を献上してしまい、悔しさの残る試合となりました。また、その試合ではバルサのJesusと何度もマッチアップを見せ、フェイントに引っかかるシーンは何度もあったものの、意地の粘り強さで仕事をさせまいと奮闘するも、彼に1点を奪われる事となりました。


しかし、最後尾でチームに安定感と硬さをもたらしていたのもまた事実。気にせず、前を向いて行くしかありません!


一方のハル擁するインファンティル・チームは、35分ハーフでフランスチームと11人製の試合を戦い、3 - 0の勝利を収めました。前半は右ウイングで出場したハルは、思うようにボールに絡めず目立った仕事は出来ませんでしたが、後半、ポジションを左ウイングに移すと、Abduのコーナーキックをヘディングで決めてゴール!その後も、何度もチャンスに絡む働きを見せ、勝利に貢献していました。キャンプに来る前は、「右サイドのウイングが専門です」と語っていたハル。しかし、世界のトレンドは、三苫薫選手のように、右利きで左サイドのウイングに位置取る事が主流。ハルも、左ウイングの楽しさも感じて来たようで、右も左もこなせるポリヴァレントなウインガーとして、追求して行って欲しいものです。









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